売るのではない


前にも述べましたが、売ろうとしてはいけません。
上手な人を見ていたら分かるはずですが、そんな態度はとっておりません。
試着しても買わないお客様を、気持ちよくお見送りしましょう。
また来ていただけるように、です。
それが何度来られて、何度も試着のみで終わっても、です。
どんなに会社から売上げをがぁがぁ言われていても、あせってはなりません。
そんなこと、お客様にはまったく関係の無いことですから。
何度も来られる、何度も試着される・・・・確かに体も心も疲れます。
でも、本当にぜんぜん興味が無ければ、その方も足を運んで来られません。

私は未だに忘れられないのですが、
毎回、何着か試着のみされて、ニコニコして帰って行くお客様がありました。
時間もそれなりにかかっています。いえ、非常に、かかっています。
でも、何度も来られるのです。ホント、引きつりそうになったことも、
正直しばしばありました・・・・売上げに、あせってたんですね・・・・。
でも一生懸命、ほがらかにお見送りしました。
そういった状態が数ヶ月続いたある日、いつものようにその方は何着も着てみられ、
最後に、こう言われたのです。
「じゃあ、コレとコレと、コレを下さい。」
一瞬、耳を疑いました。それまでがそれまでだったですからねぇ。
その方は、ある種の資格を取ることに専念されていたのですが、
つまり、急に立派になられた(?)のです。
それからはもう言わずとも、素晴らしい顧客様となりました。
途中で、ちらりとでも面倒そうな顔を見せてしまっていたら、
きっと、その後のことはなかったでしょう。
それに、お客様の口は、すべてに繋がる「広告塔」ですよ。


「買って下さい」オーラは決して出さない

お相手はお客様なので、もちろん身は低く、なのですが、内面は違うのです。
あなたはあくまでも、”アドバイスして差し上げる”のです。
そうするとはじめて、表ではなく、内側から発するあなたの姿が、
信頼される接客として映るのです。
どんなに会社から売上げを迫られても、あせってコレを忘れると、売れません。
売れたとしても、それはただ運が良かったから売れただけです。きっぱり。



「これだけは」
販売員が壊れていくとき
これからファッションアドバイザーになる方へ
「新人です!」
「こんなときって?」
あなたなら、どんな人に接客されたいか
顧客を見つける・増やす
売るのではない
あなたは店長になりたいのですか? それとも。
私の失敗
では、接客とは
各店舗による「これは誰の売上げ?」
フォローって何?



ファッション誌は必ず見よう ・・・・せめて立ち読みでもよいです。とにかく!

また、更新していきます。

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